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2006年第4回 KOBE8マスターズウォークの一部コース・菊水山とそのお隣(東側)にある鍋蓋山を訪れた時の様子をお届けしています。当日は全く歩く事を予定をしていなかった登りの菊水山だったのですが・・・。
神戸市営地下鉄、湊川公園駅(スタート)⇒夢野町⇒烏原貯水池(東側遊歩道)⇒菊水山⇒城ヶ越⇒天王吊橋⇒鍋蓋山⇒七三峠⇒猩々池⇒大師道⇒神戸山手⇒北野異人館⇒神戸市営地下鉄、新神戸(ゴール)
今回は鍋蓋山という山を登る事と中学生の時に毎年1回学校行事で歩いた神戸山手の山道を久しぶりに歩きたくなって、このコースを選びました。
コースは地図を眺めて「ここを通って…」と自分なりに完璧に出来ていたのですが、大きな勘違いで予定していなかった道を通る羽目に…しかもその道は当分の間、行く事は避けたいと考えていた菊水山へと続く登り道・・・。
私の頭の中では菊水山の麓を通って鍋蓋山へ入って行くとばかり思っていました。地図を見た時も、その麓と思っていた道は山頂のすぐ傍を通っていたのですが、あれだけ急な下り坂だったからと完璧に勘違いしていました。
登りに入って山の3・4合目辺りに来た時、下に見下ろすゴルフコースを見て「あれっ?何であそこに眼下に見えるはずのない、いや見えてはいけないゴルフコースが?」とそこまで登っても「えっ?別れ道あったかなぁ?んっ?この先に別れ道があるのかなぁ?」とまだ勘違いしている事に、はっきりとは気付いていませんでした。
・・・でも徐々に…私の頭の中にはゴルフコースを横切る道があるはずで…でも…そんな道は全くなかったし…エッ?このまま行けばあの上り坂を…エッ?そこを登らなければ鍋蓋山には行けない?登って降る?更に登り??
・・・この事実を元気良く先の方を歩いている嫁さんにどう伝えよう…「一山越えるだけ」と伝えていただけに…。そうこうしている内に、遠くからでもその場所が良く解る菊水山の象徴とも言えるアンテナ塔が目の前に!
私は前回 (2006年第4回 KOBE8マスターズウォーク)の逆コースで今日は鈴蘭台をゴールにしようかと提案したのですが、又来るとなると余計大変だから予定通り行こう!と強気の嫁さん。
その時点で望みは一つ、ここより高い(標高)鍋蓋山、下った以上に登らないといけないので「あまり下の方まで下りませんように!」と。しかし道はどんどん下へ下へと・・・。しかもかなり急な下り坂。太ももの筋肉がまた・・・。
まぁそんなハプニングがあったハイキングでしたが、その事も一つの楽しい思い出として、また菊水山・鍋蓋山からの眺めも、とても綺麗で、結果的にはとても楽しいハイキングとなっていました。
・・・と言いつつ写真には写っていない神戸山手~神戸市営地下鉄・新神戸駅まではもうクタクタで、異人館等の見所はたくさんあるものの、寄り道する事無く最短距離を黙々と歩いていました。
【記憶】
子供の頃、今は亡き父に連れられ菊水山を登った事があります。その記憶の中にはうろ覚えではありますが、ゴルフ場の一部を通って、木のつり橋を渡って、ゴツゴツした岩をすり抜ける様に広い斜面を上がり、途中でこけて岩に顔面をぶつけ泣いていた事がありました。
今回そのコースをイメージして菊水山を目指したのですが、父との想い出の場所は一つも見つける事は出来ませんでした。景色がすっかり変わってしまったのか、全く違うコースを歩いていたのかは定かではありません。少し寂しさを感じるハイキングでもありました。