北海道、富良野・美瑛

富良野：北海道の真ん中に位置する「へその町」。ラベンダーの里として有名です。森や湖に囲まれた肥沃な大地は、 全国有数の野菜の生産地としても知られ、旬の野菜を使った食べ物は絶品！「北の国から」等、数々のＴＶドラマのロケ地も点在し、観光名所として多くの人が訪れる町です。

美瑛：十勝岳連峰の裾野に広がる丘の町。緩やかにうねる丘陵にジャガイモやビート、麦などが育ちパッチワークのような雄大な景色を展開しています。テレビＣＭのロケ地にも使われたことのある　マイルドセブンの丘、セブンスターの木、ケンとメリーの木、クリスマスツリーの木、メルヘンの木、パノラマロード・・・と、どこをとっても絵になる写真撮影スポットがあちらこちらに点在する町です！

　北海道旅行を計画する時に、ここは絶対に外したくない、一番に訪れたいと思っていた場所で、ベストシーズンでは有りませんでしたが、想像以上にわくわく・ドキドキした２日間でした。　この後、札幌市街の観光も予定していたのですが、どうしてもここから離れる事が出来ず、札幌はお預けにした程です。季節をかえ・・・いえ、同じ季節でも何度でも訪れたいと思った場所です。

　写真撮影は、ほんの数十メートル移動しただけでまたシャッターを押してしまう位、フォトスポットが豊富でデジカメの記録カードがいっぱいになり急遽、ホテルで高ーいＣＤ－Ｒを買い、これまた高ーいお金を出して機械で焼付けした程です。この地域を撮り続ける写真家の気持ちがよく解りました。またコンパクトデジカメではなく一眼レフデジカメを欲しいと思った２日間でもありました。

　深山峠にあるトリックアート美術館は凄く楽しい場所でした。実物をこの目で見た時の感動は写真では伝わりませんが、ここに描かれているものは全て平面に描かれた絵画なのです！立体と錯覚する驚きも凄いのですが自分が移動する事により変化する絵画にもとても驚かされます！この美術館の外壁に描かれた絵も実際にはさほど大きくないのに実物以上に大きく見える描き方はとても素晴らしいものでした。

　その美術館の入口から一番遠い所の隅に半分奥に開いたドアがあったので近づいてみると、やはり壁に描かれた平面の絵で、私はいかにもそこから出られそうな感じでドアノブを持つフリをし、ありもしない奥の方を覗いている格好をしてみたら一緒に行った伯母が『そこが出口？』と完全に騙されていました。そんな錯覚を覚える絵画が他にもたくさんあります。時間を忘れて楽しめるとても面白い美術館でした。

　五郎の石の家へ入っていく所にあるお店屋さんでは、「アスパラがちょうど旬の時期でおいしいですよ！」との声にアスパラのバター焼きを注文したのですが、これがもうビックリするくらいおいしくておいしくて、もうほーんとにおいしくて！さすが北海道と思った瞬間です。５月下旬に訪れたのですが、この頃に訪れる方は是非お試し下さい！野菜嫌いな方でも・・・た・多分、お・おいしく食べれると・・・お・思いま・・・_す。