全 81 枚
中山道の一部区間、馬籠宿から馬籠峠・大妻籠を経て妻籠宿まで歩いたハイキングの様子をお届けしています。※馬籠宿~馬籠峠⇒2.2km、馬籠峠~妻籠宿⇒5.5km
今回のハイキングでは歩く前から幾つかの不安がありました。それは全く知らない山道を自分達だけで歩いて、目的地にたどり着けるかどうかという事。数少ない電車の時間に間に合うかどうかという事。日帰りではない重い荷物を持って最後まで歩けるかどうかという事などです。またそういった不安を抱きながら歩いていて本当に楽しめるのかどうかといった点も気になっていました。
実際に歩いてみて、馬籠宿では早く着きすぎた為、ほとんどの店は開いておらず、仮に開いていたとしても時間が気になってゆっくりはしていれませんでした。妻籠宿でもそうだったのですが、今度はもっとゆっくりと滞在したいという思いが強く残ってしまうハイキングとなり、あらためて観光地への訪問とハイキングは別にした方が良いと実感していました。
不安だった知らない中山道の山道、馬籠宿を出る前に私は、二股に分かれた道が無いかとか、何通りかの行き方(道)があるのかどうかを知りたくて、地元の方に「ここから妻籠宿までは真っ直ぐな一本の道ですか?」と不安を少しでも解消しようと聞いてみました。しかし質問の仕方がわるかったのか、私の意図する所は伝わらず、帰ってきた答えは「いえ、山道ですから真っ直ぐな道ではなくクネクネとした道です。」との事でした。必死で笑いをこらえ、日本語は難しいなぁと思いながら「そ・そうですねぇ…」と言ってその場をあとにしました。
まぁなんとかなるかと出発したら、とても細かい案内板が設置されていたので全く迷わずに目的地までたどり着くことが出来ました。また馬籠から妻籠へと歩いた事も良かったようで、上りの距離が短く(上り約2.2km、下り約5.5km)、上り下り共にさほど急な坂ではなかった為、重い荷物も負担には感じましたが、疲れは少なくてすみました。(次は手ぶらで!と思ったのも事実ですが…)
歩いた時間は、それぞれの宿場町を含まない標識に書かれた中山道の7.7kmの道程を私達は3時間かかって歩いていました。その中には30分強のお昼休憩や途中で出会った方と話しをしていた約10分、写真を撮ったり小休憩なども含むので、健脚の方がほとんど休まず歩けば余裕で2時間…いや1時間半も切るかも知れません。とにかく歩きやすい道程でした。
また妻籠宿の端(宿場内は含まず)からJRの南木曽駅まで(約3.2km)は徒歩で、40分かかりました。ほとんどがアスファルトの道を歩き南木曽駅に近づくにつれかなり急な下り坂もあり、重い荷物が足や膝に負担をかけていました。こちらも案内板は細かく設置されていたので迷わずたどり着けました。その間の写真は残念ながらほとんどがブレていたので今回は掲載していません。
2008年 10月 記
= マイフォトアルバム・中部地方 からこの頁に来られた方 =
(宿場町の様子をご覧になられる方もこちらからどうぞ)