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主な見所 : 仁和寺(二王門・御殿・五重塔・金堂・観音堂)
仁和寺
右京区御室(おむろ)にある真言宗御室派総本山の寺院です。明治維新を迎えるまで皇族が住職を務め、御室御所と呼ばれていました。
御本尊は阿弥陀如来様、開基(創立者)は宇多天皇です。御室は桜の名所としても知られ、春の桜と秋の紅葉の時期は多くの参拝者でにぎわいます。「古都京都の文化財」の一部として、世界遺産に登録されています。
二王門
仁和寺の正門にあたる二王門は、江戸時代に徳川三代将軍・家光が建立したものです。左右に金剛力士を安置することから二王門と呼ばれています。
御 殿
二王門から中門に至る参道の西側に位置する本坊で、宇多法皇の御所があった辺りに建ちます。勅使門、白書院、黒書院、宸殿、霊明殿、白砂の南庭、池泉回遊式の北庭などで構成。
五重塔
各層の大きさがほぼ同じという江戸期の特徴を示しています。
金 堂
仁和寺が寛永年間に再興された時、京都御所の紫宸殿を移築し本堂としました。
観音堂
寛永年間(1624年~1644年)頃に建てられたとされています。観音堂内には十一面観世音菩薩が安置されています。
2008年(平成20年)12月 記