京都の観光に関するお知らせです。京都観光の際に前もって知っておいて欲しい情報をお届けしています。ご一読の上ご訪問下さい。
2018年9月4日(火)に西日本を縦断し各地に甚大な被害をもたらした台風21号(チェービー)、京都でも多くの神社仏閣で参拝・観覧が一時中止となりました。その影響は紅葉シーズンを間近に控えた現在(11月上旬)も続いていて、参拝は可能になったものの完全復旧にはまだ至っていない場所が多く残っています。
★ 下記「京都の神社仏閣規制情報」をご覧下さい。 ★
鞍馬と貴船を結ぶ山道、奥の院参道は倒木・小さな社の倒壊等により通行止めのまま復旧の目処が立っていない状態にあります。鞍馬寺本殿金堂~鞍馬寺西門のハイキングは暫く出来そうにありません。復旧状況は「鞍馬寺公式サイト」でご確認下さい。(↓にリンク有り)
※鞍馬寺本殿金堂の参拝、貴船神社の参拝は其々に可能です。但し鞍馬寺本殿金堂へは11月10日(土)に通行可能予定の九十九折参道(仁王門~本殿)が利用できるまでケーブルの往復ご利用が必要です。
※貴船口駅~鞍馬駅が運転休止となっていた叡山電車・鞍馬線は10月27日(土)に全線運転再開しました。貴船神社へのアクセスは貴船口からバス&徒歩或いは全て徒歩にて、鞍馬寺(仁王門)へのアクセスは鞍馬駅から徒歩となります。
★公式サイトへのリンク★高山寺も通常拝観は可能となりましたが、200本以上の倒木による被害は甚大で、境内の一部には現在(11月上旬)も立ち入り禁止のエリアが残っています。詳しくは高山寺公式サイトをご覧下さい。
<高山寺で被害を受けた主な場所>
・金堂(桃山時代~江戸時代) ・開山堂(江戸時代) ・境内の一部
台風21号の影響により、「上醍醐」への入山が禁止となっています。入山再開情報は醍醐寺の公式ホームページ・お知らせ欄でご確認下さい。
★公式サイトへのリンク★上記以外にも「平野神社」「渡月橋」「西本願寺」「東福寺」「醍醐寺」等、国宝14件を含む指定文化財の被害は312件にも上りました。復旧が進み現在はそのほとんどが参拝可能となりましたが、まだまだ多くの神社仏閣で完全復旧には至っていません。
その影響は2018年の紅葉シーズンだけでなく、来年以降のお花見にも及び、完全復旧までには1年以上かかるという予想もあります。目処が立たない場所では1年どころでは済まない可能性も出てきています。
そんな中で今も復旧作業が続く多くの神社仏閣では、多くの方々のご支援を必要とされています。崇敬、或いは気になる・お世話になっている神社仏閣がございましたら一度公式サイト等でご確認頂き、必要に応じてご協力下さいます様宜しくお願い致します。
※ご協力頂ける方は必ずご自身で直接神社仏閣へお問い合わせ頂き、その案内通りにご支援下さい。