★二色の桃・源平桃★
一本の木に白と紅の二色、厳密に言えばピンクも含めた三色を咲かせる花桃(観賞用)の一品種です。白=源氏、紅(赤)=平家が入り乱れて戦った「源平合戦」に例えられこの名が付いたと言われています。
咲き方は土壌にも影響されるようですが、同じ場所・同じ木でもその年の気候などの環境の変化によって白が咲いたり咲かなかったり、紅が咲いたり咲かなかったり、また紅白の割合が不均等…と毎年違った咲き具合を楽しめるようです。
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ソメイヨシノが満開の頃…
・・・一際目立つ濃いピンクに目を奪われて近づいてみると…
八重桜かな?・・・
・・・と思う綺麗な花がほぼ満開に咲いていました。
しかしよく見てみると・・・
サクラ独特の花枝がありません…。
木の枝から直接咲いています。
さくらんぼについている細い枝がありません。
だとしたらこれは梅?・・・にしては時期が遅すぎ??
近づいてじっくり見てみると更に気になる事が…。
前側と後ろ側で・・・
・・・明らかに違う色の花びら。
まずはピンクの花…
・・・濃いピンク色が鮮やかで綺麗です。
濃い色で有名な〝河津桜〟より濃いかもしれません。
そして白い花…
真っ白な花もやっぱり綺麗です。
またまたピンク色の花びら・・・
・・・うん、綺麗。
・・・あれ?
少し淡いピンク色?
うん?え???
白とピンクが混ざってる?2本の木が絡んでるのかな??
色の違う2本の木がすぐ隣り合わせにあると思いきや…
・・・1本の木で2色の花が咲いているではありませんか!
源平桃を知らなかった私が最初に思い浮かんだのは・・・
・・・小学校の頃の実験。何か色の付いた水を与えたのでは?と。
しかし間違っていました。こういう花なのです!
丸々ピンク・丸々白ではなく、一部がピンク!何かカッコイイ!
他にもひとつの花の中に2色の花びらがあるものを!
こちらの色つきは芸術的な感じもします!
感動的な『源平桃』との初対面でしたが・・・
・・・更に近くを散策していると少し小さめの同じ木が!
樹齢は若そうですが・・・
・・・こちらも綺麗に咲いていました。
最初に見た木よりも色の付き方が…
バラエティーに富んでいてこちらも感動的です!
こちらの花びらは・・・
・・・芸術性を競い合っているかのように咲いていました。
最初に見た木と同様、ピンクではなく…
・・・紅と言う方がふさわしい位の濃い色をした花びらもあります。
同じ木の同じ枝ですぐ隣に咲いている花びらなのに・・・
・・・こんなにも色の違いがあるなんて本当に不思議です!
同じ花とは思えない程 色が入り混じっていて・・・
・・・色々な角度から何枚も何枚も写真を撮っていました。
似ているようで全て違う色つきなので・・・
・・・ずっと見ていても飽きません!
よく見ると・・・
・・・ピンクの花びらの先が白っぽいものもあります。
白からピンク?ピンクから白に変化?それとも・・・
・・・蕾のうちにもう決まっているのでしょうか?
蕾をよく見てみると・・・
・・・既に色は決まっている様にも見えます。
蕾も色と形が違い、ずっと見ていても飽きません。
この蕾は特に可愛らしく見えます!ほとんどが蕾と言う時も見てみたい!
遠目から全体を見れば・・・
・・・最初に見た木の方が見応えが有りましたが・・・
・・・間近で見る分には・・・
・・・こちらの木の方が良いように感じます。
写真を撮りたくなるものが多すぎて・・・
・・・なかなかその場から離れられません。
密集していない一輪だけのものも・・・
・・・寂しい感じは全然ありません。
来年はどんな色つきか?
楽しみです!(何処がどう違うか全くわからないと思いますが・・・。)
( ⇒現在位置)