知床・野付半島

知床・野付半島の景色

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 知床・野付半島 の景色 

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全 69 枚


知床五湖の景色を中心に
知床半島の主な名所や野付半島の
トドワラなどの写真を掲載しています








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これより下は野付半島になります。
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 諸情報 


知床 半島: アイヌ語のシルエトク=i大地の果て、大地の突き出た所という意味)から名付けられ、オホーツク海に突き出た斜里町と羅臼町にまたがる半島で、2005年7月にユネスコ世界自然遺産に登録されました。


 知床の山間部には針葉樹のエゾマツ、トドマツ、広葉樹のダケカンバ、ミズナラの原生林が陸地の9割を占め、山頂部や稜線には高山植物群落もみられます。 キタキツネ、エゾシカ、ヒグマや天然記念物のエゾシマフクロウ、オジロワシ、沿岸にはアザラシ、トドなど、数多くの野生動物が生息しています。




野付 半島: 知床半島と根室半島の中間に位置するオホーツク海に突き出た釣針状の延長28qに及ぶ日本最大の砂嘴(さし)です。


    砂嘴(さし)とは海中に細長く突き出た地形の事です。半島や岬の
     地形の入り込んだ部分に、沿岸流によって運ばれた砂礫(されき)
     が堆積して形成されたものです。     砂礫(されき=砂と小石)


 野付とはアイヌ語であごを意味しています。半島の先端が陸地側に向って大きく湾曲しているのが「人のあご」に似ているところから名付けられました。このエリア突端には、かつて街が繁栄していたと伝えられています。百年後、はたしてこの半島は存在しているのだろうか、そんな事を思わせる景観が広がっている半島です。




ト ド ワ ラ: 野付半島の先端にあり、海水の浸水や潮風などによって風化したトドマツ林の事を言います。すぐ近くには、まださほど腐朽の進んでいないナラの木の林立地・ナラワラもあります。現在も浸食が進んでいますが、長い年月をかけて自然がつくり出した独特の景観が楽しめます。






 訪れた感想 


  10月後半に訪れた北海道。日照時間の短さと昼間に照らす太陽の角度の低さには驚きました。午後1〜2時なのに夕方かと思う日差しでした。


 まず初めにフレペの滝へ向かったのですが朝早かったせいか周りには全く人影がなく、熊が突然襲ってくるんじゃないかとか、ひょっとしたら熊出没か何かで入ってきたら駄目だったんじゃないかと何度も何度も立ち止まっては引き返そうかと相談し、かなりビクビクしながら進んでいきました。木々の多い場所ではカサッという小さな音にもドキッとし、広い場所に出たら出たで、逃げ隠れする場所が何処にもないと不安になっていました。大げさかもしれませんが命がけの散策と言う位、ビビッてました。


 もっと木がおい茂った場所もあったのですが写真に写っていないのはそれだけ神経が熊に集中していたからです。


 知床 五湖 では五湖全てを周れる日はなかなか無いと聞いていたのですが、運良く初訪問、初五湖制覇する事が出来ました。観光バスで訪れた方が多く一湖、二湖では何かのアトラクションに並んでいるのではと思うほどの行列が出来る箇所もありました。しかし団体旅行では一湖、二湖のみのルートが定番なのか三湖から先はほとんど人影は見えなくなり、ゆったりと森林浴が楽しめました。


 野付半島の道は両側を海に挟まれたとても気持ちのいい道路が続いていましたが片側に電信柱と電線が同じように延々と続いていた為どうしても写真を撮る気にはなれませんでした。人が暮らしているのだから仕方がないとは思いつつ、元々は自然のままの風景が広がっていたのかと思うと残念でなりませんでした・・・


 う〜ん、そんな事を言っていては、ここまで容易に導いてくれた道路や様々な近代文明も同じで、それらがなければここには来れていなかったかもしれない訳で・・・・・いや、その存在すら知り得なかったかもしれません・・・・・複雑な気持ちです・・・・・。


 トドワラは思った以上に腐朽が進んでおりもっと早くに訪れておけばと少し残念に思いながらファインダーを覗いていました。この景観は自然が創り出したもの、風化していく樹木もあれば成長している草花もある、なんだか不思議な場所でした。


                       



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