見頃は過ぎている…とわかっていたのですが、休日の朝目覚めたら、天候が良かった為、突然京都に花見に行こう!という事になり、慌てて準備して出掛けました。案の定、到着間際の電車の中から見える桜はほとんど散っていて少し残念に感じましたが、場所によっては見頃のものも残っていたり、散っていてもその下には綺麗なピンクの絨毯(じゅうたん)が出来ていたりで、充分に花見を楽しむ事が出来ました。
特に平安神宮の神苑では、満開直後の散り始めといった頃で、風が吹く度に、たくさんの花びらが舞い散る光景は見事で、その場に居た大勢の人達からも歓声が上がっていました。またほとんど散ってしまっている他の場所でも、さすがは京都!残っている花をアップにして、さらに背景に古都の風景を加えれば、結構良い感じになる写真も撮れ、色々と試行錯誤しながら写真撮影も充分に楽しめていました。
歩いたコースはまず阪急河原町駅から四条通りを東へ進み鴨川を越え、八坂神社の少し手前にある南北にのびた花見小路を南に進み、歌舞練場・建仁寺に立ち寄り、二年坂周辺〜高台寺、そして大好きな抹茶わらびのあるお店「洛匠」で一休憩。
その後、円山公園〜知恩院〜平安神宮と進み、白川沿いを通ってTVや雑誌でもよく目にする祇園の巽(たつみ)橋を見て阪急河原町駅まで戻ってきました。洛東の一部をぐるりと一周、約6時間の散策でした。夜間にも今回足を運ばなかった清水寺ではライトアップが行われていて、最後に訪れる予定にしていたのですが、疲れていた事と、ライトアップ最終日という不安から、そのまま帰路に着いていました。
2009年 4月 記 |