開催日:9月23日(日) 距離:約12km 一般向き
参加者数:1614名 天候:晴れ後曇り
神鉄・西鈴蘭台駅…鈴蘭公園【スタート】⇒菊水山登山口⇒石井ダム⇒烏原貯水池⇒熊野橋⇒会下山公園⇒上沢⇒大開通り⇒メトロこうべ【ゴール】…阪神・新開地駅
しばらくは神戸電鉄の線路に沿った舗装道路を歩きます。
元々神戸電鉄は走る音が大きいイメージが強いのですが、特にこのような静かな場所で電車がすぐ傍を通ると、走行音は街中で聞く時よりも更に大きくてうるさい気がしました…。
石井ダム(洪水調節&レクリエーション目的の多目的ダム)
神戸8マスターズウォーク2008年度第1回目で訪れた時とは真逆の水量の少なさですが、昨今の豪雨を考えると水位が低ければ低い程安心です。ただ満水時にはダムの変色した部分の境目まで水位が上がる事を想像すると、ほとんどの木々は水の中…木にダメージなはいのかなぁ…と心配にもなります。
少し読みづらい文字もありますが「南無阿弥陀仏」と彫られています。
今年の大河ドラマ「西郷どん」と重なる時期、今から百五十数年程前の文久年間(1861~1864年)にこの地を往来する人々の安全を願って極楽寺の修誉締善和尚自らが彫られたそうです。一文字の一辺が1.3mもあるこの大きな文字、更にこの場所、150年以上も前にどのようにして彫られたのか気になります。
…水面までの高さを肌で感じます。
目の前の丸い突き出た部分と同じような場所に立って写真を撮っています。極度の高所恐怖症ではありませんが、ここから下を覗いてみるとその高さに身体がゾワゾワっとしていました…。結構怖いです…。
歴史を感じる橋…ではなくこれも一つのダムのようです。
裏側には可動式の門があり、どのような仕組みなのかはわかりませんが、直接烏原貯水池へ流す、或いは更に下流の石井川へ直接流すかの分岐点の一つとなっています。
烏原(からすはら)貯水池&立ヶ畑堰堤(ダム)
この辺り一帯は私が子供の頃よく遊んだ馴染み深いエリアの一つなのですが、立ヶ畑ダムという正式名称はほとんど使う事無く、水源地か烏原(からすはら)ダムと呼んでいました。
ずっと晴れが続くかなぁ…と思っていましたが、スタートして間もなく雲が覆いかぶさり、青空は遠くに見えているだけで、ずっと雲の下を歩いていた一日でした。全体にすっきりと晴れていたらもっと良かったのになぁと思う場所が幾つかあっただけに少し残念です。
今回は私が子供の頃によく遊んだ馴染みのある場所を多く通るコースだった為、懐かしい思い出と共に歩いていました。今回通らなかった場所を含め昔とは随分と変わった事も多くあるので、楽しくも有り悲しくも有りですが…。
神戸電鉄・鉄道開業90周年、おめでとうございます!最近ではあまり利用していませんが私の記憶の中にはたくさんの神戸電鉄の思い出が残っていました。
今回は神戸電鉄沿線を歩くだけでなく、神戸電鉄と共に歩んできた数十年の思い出が蘇る感慨深いウォーキングにもなっていました。
メトロ神戸は開業50周年なんですね。おめでとうございます!子供の頃はとても怖い場所だと感じていましたが、それも今は懐かしい思い出です。どんどん変わっていく姿は少し寂しくも感じますが、より楽しいスポットとなるよう期待しています。