全 40 枚
青く透き通った積丹ブルーの海が広がる島武意海岸(しまむいかいがん)。清々しい夏の日の島武意海岸の景色を掲載しています。
島武意海岸(しまむいかいがん):札幌・小樽の西側、積丹半島の北端・積丹岬の東側に位置します。荒々しい海岸線と、青く透き通る海の美しさから「日本の渚百選」に選ばています。積丹岬の沿岸一帯は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されています。
絶好のビューポイントとなる展望台へは、二人が並んで歩ける程度の幅の狭い暗いトンネルを通って行きます。トンネルを抜けると、晴れた日には積丹ブルーの透き通った青い海・屏風岩など、思わず歓声をあげたくなるほどの感動的な絶景が眼の前に広がってきます。ほとんどの方はこの展望台で引き返しますが、下へと続く遊歩道があり、積丹の海を間近で体感する事も出来ます。また初夏には断崖が、積丹の町花、黄色い花のエゾカンゾウ(別名:ニッコウキスゲ、ゼンテイカ)で彩られます。 野生生物も多く棲息し、トド・アザラシなどの大型海獣が観察されています。
到着した時は少し曇っていて残念に思ったのですが、暗いトンネルを抜けて目の中に飛び込んできた景色は、その曇り空も忘れてしまう位、素晴らしくとても感動して身体が震えていました。何枚も何枚も写真を撮りながら下へと降りて行くと、徐々に晴れ間が出てきて、曇り空の下でも青かった海が更にその青さを増し、南国に来ているのかと錯覚する位の綺麗な透き通った青い海へと変貌していました。曇り空でも感動できる絶景でしたが、快晴時のこの海の青さを伴う景色には正直かなわないなと感じました。よく晴れた日に訪れる事が出来て本当に感謝の一言につきます。
この後、灯台のある展望デッキへと足を運び、その後も女郎子岩近くまで歩いて行きたいところだったのですが、思った以上に長居をしてしまい、神威岬へ行く事も予定していたので、女郎子岩はまた次の機会とあきらめてこの場を出発しました。
因みに海へと下る遊歩道は比較的なだらかなものの、途中にある階段の段差は高い所もあり全体的に小石や砂で足元も滑りやすい為、健康な方でも注意が必要です。足の不自由な方は降りていかれないほうが賢明です。また歩く事が苦手な方には少々辛く感じるかもしれませんが、それ程体力を使う距離ではないので是非下まで降りていかれては、いかがでしょうか。
車椅子の方はトンネルを抜けた展望台までなら行けなくはないと思いますが、駐車場からトンネル入口までは上り坂であったり、暗い狭いトンネル内(10数m程)でのすれ違いも苦労するかと思います。しっかりとサポート出来る方が必要です。
2007年 9月 記