北海道２００７ 夏

　今回は積丹（しゃこたん）半島の島武意（しまむい）海岸、神威（かむい）岬、そして神仙沼（しんせんぬま）を訪れる事をメインの目的とした旅行でした。それぞれの訪問先ではじっくりと歩いて見て周りたいと言う事で比較的移動距離の少ない行程となっていました。コースは新千歳空港から小樽を通り、積丹半島を反時計回りに一周して、羊蹄山・洞爺湖を経て、また新千歳空港に戻ってくるというものでした。

　今回、旅行前の一番の心配事は天候でした。どこを訪れるにしても快晴にこした事はありませんが、島武意海岸・神威岬に限っては必ず晴天であって欲しいと願わずにはいられませんでした。噂に聞く〝積丹ブルー〟その青さをこの眼で生で確かめたかったからです。そして訪れた当日、時々少ーし曇ったりして天候の変化はあったものの、快晴に恵まれ、その景観・積丹ブルーにとても感動していました。

　羊蹄山や洞爺湖を訪れた頃にはあいにくの曇り空となってしまい、再び見学の為だけに訪れた〝ザ・ウィンザーホテル洞爺〟ではたどり着く直前に濃霧が発生して、洞爺湖の景色はおろか、目の前にあるはずのホテルの建物すら見えない状態でした。（今回は多人数で訪れ私達夫婦以外は初めてだったので、あの素晴らしい景色を是非見てもらいたかったのですが、残念です…サミットの時も大丈夫でしょうか？）最終日には雨が降ったり止んだりしていましたが、それも趣があり、また夏の北海道は花もたくさん咲いていて、とても楽しい旅行となっていました。

２００７年 ９月 記