ヤクスギランド 

*-*-* Yakushima in Kagoshima Pref. *-*-*


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 諸情報 


ヤクスギランド:安房川の支流、荒川の上流にある面積270.33haの自然休養林で、安房から約16km標高約1100mにある広大な屋久杉の大森林です。体力や興味にあわせて30〜150分の4つのハイキングコースが設定された遊歩道があり、ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなど、手軽に太古の原生林に触れることができます。屋久杉は形状や育ち方によって名前がつけられるものがあり、150分コースになりますが推定樹齢1800年の仏陀杉をはじめ三根杉、母子杉、天柱杉、ひげ長老などの巨木を見る事が出来ます。




 訪れた感想 


 屋久島を訪れてここに来るまでの間、バスガイドさんが島民より鹿・サルなどの野生動物に出逢うほうがはるかに多いと聞いていて、楽しみにしていたのですが、この日は残念ながら鹿2頭、サル1匹にしか出逢う事が出来ませんでした。厳密に言うと私自身はサルを確認できなかったのですが、入り口付近には、ここ数ヶ月、毎日のように訪れている1頭の若い鹿がいて、私達観光客の心を和ませてくれていました。


 この鹿、決して人から何か食べ物を貰う事を期待して来ている訳ではありません。私には写真を撮られる事に喜びを感じているように思えました。またバスガイドさんも何度も言っていましたが、野生動物には絶対に食べ物を与えたりしないで下さい。
何故かはマイフォトアルバム・北海道、知床・野付半島の写真No.30 ヒグマの話しを是非ご覧下さい。ヒグマと鹿・サルは違いますが同じ様な悲劇を招いてしまいます。


           ヒグマの話し→新しいウィンドウで開きます。
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ランド内
 やはりツアーと言う事で今回は30分コースを周ることしか出来ませんでした。40名程の人数で、所々写真を撮ったり、バスガイドさんの説明など、止まっては動きの繰り返しでハイキングといった感じは全くなかったのですが、大自然の景色や森林浴を楽しむ事が出来ました。まぁ本音はやはり150分コースをゆっくりと周り、もっと多くの樹木をこの目に焼き付けたかったのですが…。


 このコース沿いにはたくさんの種類のコケも目にする事が出来ます。ちなみに日本で知られるコケ植物2000種の内、屋久島にはその1/3が分布しているそうです。


 元々岩で出来たこの島にこれだけ多くの樹木が育ったのは、コケが生えてきた事から始まるそうです。樹齢3000年の杉、それが育つ地盤の形成、気が遠くなるような年月をかけ、ゆっくりと一歩づつ一歩づつ、確実に進化する大自然の力を、あらためて知る事が出来た体験でした。この事を自分自身にも置き換え、日々手を抜かず、しっかりと生きていかなければと考えるようにもなった貴重な今回の訪問でした。





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