濃いピンク色をした早咲き(※)の河津桜は、静岡県賀茂郡河津町(伊豆半島・南東部)で発見された桜で、大島桜と寒緋桜の雑種と言われています。淡路島・国営明石海峡公園の高台、花見ゾーン(春一番の丘)には約100本の河津桜が植えられ、一足早いお花見を楽しめます。
※日本各地で桜前線の基準に使われる観測対象となる主な桜はソメイヨシノ(染井吉野)です。そのソメイヨシノ(染井吉野)よりも早い時期に開花する品種を『早咲き品種』と言います。
厳しい寒さの影響により開花が例年より2週間程遅れた2013年の3月に訪れた時の写真です。早春の為、他の花はまだまだこれからといったものも多かったのですが快晴の下、広々とした園内をブラブラと歩くだけでも気持ちの良い一日でした。
移ろいの庭
数は少ないものの、色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
小さな花を幾つも集めて大きな花に!
少ないとはいえ一般家庭に飾る花に比べればかなりの数が植えられています。
風の丘
4月の見頃に備えてたくさんのチューリップが植えられていました。
月のテラスから見るポプラの丘。ポプラの木はまだ肌寒そう・・・。
ポプラの丘に咲くさくら。こちらも河津桜?
アップで!
濃いピンク色が綺麗です!
月のテラスから天壇テラスを通り・・・
・・・花見ゾーン・春一番の丘へと進みます。
花見ゾーン・春一番の丘には3種類の早咲きサクラが植えられています。
カワヅザクラ、カンザクラ、タイリョウザクラ。特に後者2つの見分けは私には無理かも・・・。
まだまだ若い木なので遠景で撮ると見劣りするかもしれませんが・・・
・・・近づいてみればとても綺麗です!もっともっと大きく育った時が待ち遠しい!
青い空と神戸淡路鳴門自動車道をバックに。
濃いピンク色の花びらが青い空とよく似合います!
満開まではもう少しですが・・・
・・・つぼみは更に濃いピンク色をしていて、とても綺麗でした!
ここだけ見れば3~4分咲き?
それでも天候を含めればこの年一番の見頃だったかもしれません。
大きめの写真を数枚・・・。
この濃い色をずっと見ていると・・・
・・・ソメイヨシノが白ふく見えてしまいそうです。
まだ開いていないつぼみは更に濃さが増しています。
春一番の丘の南端部辺りです。最初に見たものよりは木が少し大きめです。
この辺りには違う種類のサクラもありましたが、これは河津桜?
またまた大きめの写真を数枚・・・。
接写で撮るには・・・
・・・綺麗なサクラがたくさん有り過ぎて・・・
・・・何枚も写真を撮ってしまいました。
満開のような写真を載せていますが、たくさんつぼみも残っています。
花びらにぶら下がっているようなつぼみが可愛らしい!
木の横から直接・・・。
何か不思議な感じです。
これは明らかに色が違うのでカンザクラか、タイリョウザクラ・・・
・・・どちらかは私にはさっぱり・・・。
それにしても凄い!
競い合うように咲き乱れています!
何か良い感じだなぁ!と・・・
・・・暫くこの場に立ってじっと見上げ続けていました。
園内にはこの他にもソメイヨシノやオオシマザクラ等、300種以上の〝さくら〟が植えられているそうです。その中から同日咲いていたものを合わせて御覧下さい。
古里(フルサト)桜
う~ん・・・何処を見ればこの種類だと判断出来るのか・・・さっぱりわかりません。
四季桜
これはわかり易い!(同じような形をした他のものがあれば、もうわかりませんが・・・)
アップで!
可愛いというよりカッコイイ感じがします。
八重寒緋(ヤエカンヒ)桜
あまりにも色が濃い過ぎて別の花のようにも感じます。
アップで!
これはこれで とても綺麗です!
花の谷(だったと思うのですが・・・)辺りで咲いていた さくら。
名前が書かれた看板もありましたが、チェックし忘れ・・・。
時期は早いですが・・・
・・・これはソ・ソメイヨシノ?
正解はわかりませんが・・・
・・・よく見慣れたソメイヨシノに一番近い気がします。
水の岩戸から月のテラス間に咲いていた桜。
これも何ザクラか全くわかりません・・・。
離れた場所から見るとまだ早いかなぁと思っていましたが・・・
・・・近くで見れば満開でした!
この木にはメジロもお花見に・・・いやいや蜜を求めて来ていました。
時々目が合っていた様な気がするのは、警戒されていたから?
チョコチョコ動き回るので・・・
・・・なかなか思うようにはピントが合いません。
周辺の施設も含めてこの日咲いていた他の花の一部を集めてみました。
AWAJI - ISLAND AKASHI - KAIKYO NATIONAL - GOVERNMENT - PARK
花で造られた明石の鯛、ハート、タコトピアリー、花火鳥
もっとたくさんの花達が咲き誇る時期に訪れた事がある方は、少し寂しく感じる季節かもしれませんが、河津桜を見るだけでも訪れる価値は十分にあると私は感じました。