中山道42番目の宿場町である妻籠宿(つまごじゅく)。現在の長野県木曽郡南木曽町に位置します。木曽路十一宿の一つでも有り、江戸側から数えて十番目の宿場町になります。中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として賑わいをみせていた宿場町です。
その後衰退の一途をたどった妻籠宿(つまごじゅく)ですが、江戸時代の宿場の姿を色濃く残す町並みが見直され、妻籠の人達は町並みを守る為に家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」という3原則をつくり、この町で生活をしながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えています。(JR中央本線、南木曽駅=なぎそ駅から車で10分弱、徒歩で40分~50分程度)