パリ観光/エトワール凱旋門

パリ観光で訪れたエトワール凱旋門の写真



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フランス・パリ旅行
エトワール凱旋門 観光

= French Republic =

パリ観光エトワール凱旋門
(Arc de triomphe de l'Etoile)

 もともと凱旋門(Arc de triomphe)とは戦争に勝った記念に建てられたモニュメント(記念碑)で、フランスにはたくさんの門が存在しています。それぞれの門には名前が付けられていますが、ただ単に凱旋門と言えばこのエトワール凱旋門を指す場合が多く、世界中から観光客が訪れるパリを象徴する観光名所となっています。

 名前の由来はその特徴的な場所にあり、周囲の放射線状に延びた12本の通りを真上から見た形状が、キラキラ光る星の様に見える為、フランス語で星=エトワール(Etoile)の広場、その広場にある事からエトワール凱旋門(Arc de triomphe de l'Etoile)と名付けられました。

【補足】エトワール凱旋門はナポレオン・ボナパルトの命により建設が始まった「アウステルリッツの戦い」の戦勝モニュメント(記念碑)です。現在では戦争の終わりと平和を祈るモニュメント(記念碑)となっています。広場の名前は現在、シャルル・ド・ゴール広場と改名されています。

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凱旋門を目指して!

ロータリー内には一切信号機が無い為…

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長い間凱旋門は立ち入り禁止だと思っていました。

実際には地下道でロータリーの中心へと繋がっています。

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地下の入場券売り場でチケットを購入して1階へと上って行きます。

車では確認し辛い、凱旋門内側の景色です。

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戦士の名前でしょうか?人名らしき文字がたくさん刻まれています。

パリの街が一望出来る展望台へと上って行きます!

 展望台まで基本的には階段を使用しなければいけませんが、乳児・お年寄り・身体の不自由な方の為にエレベーターも設置されています。

 但し屋上までは繋がっていません。私が見ている限り、その先はどうしても階段を歩いて上らないと屋上までは行けない感じでした。ただ直接聞いたわけではない為、ひょっとしたら車椅子の方の為に全く歩かなくても展望台まで行ける方法があるのかもしれません。現地で直接係員に確認して下さい。

 エレベーターは勝手に使用出来ない様鍵がかかっています。御利用の際は係員に申し出ないといけません。又下りる際に係員がいない場合が多いらしく、歩いて降りたと言う方が大勢いるそうです。前もって下りの際は何処に頼めばいいのかも確認しておいた方が安心です。


エトワール凱旋門への入場について

 2018年12月、デモ参加者の一部が暴徒化し、エトワール凱旋門も展示物・施設の備品等の破壊や落書き等、大きな被害を受けました。一時期閉鎖中でしたが現在(2019.04)は入場可能となっています。実際に私が訪れた訳ではない為、内部がどの様な状態にあるか分かりませんが、屋上の展望台へは行く事が出来ます。

休業・臨時休業等にはお気を付け下さい。

展望台へは螺旋階段を使います。

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入口には高さ50m、284段と書かれていました。

 一気に上るには少々キツイ高さです。でも元気な方は綺麗な眺望を求めて是非展望台まで上ってみて下さい。手すりも付いている為、手の力も利用すれば案外楽に上れます。

 また下の写真(中央)ようなスペースもある為、途中休憩も可能です。そこまで行けずに立ち止まったとしても、余程の事がない限り端に寄れば後から来る人が立ち往生してしまう事はありません。この日実際に休憩している人は大勢いました。

外の景色だけでなく…

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巻貝のような「上から見る螺旋階段」の姿も見物です!

螺旋階段を登りきると、いきなり屋上…

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…ではありません。屋上展望台はもう少し上にあります。

螺旋階段の出口は屋上から見れば2階下にあります。

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長椅子があるので一度休憩を。確か無料のお手洗いもありました。

他にもこの階には目を引く彫刻や地上を望める枠等があります。

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枠と言っても穴が開いているわけではなく、モニターに下の様子が映し出されているだけです。

更に上へと目指します。

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上った先は屋上の1つ下の階で、展示室になっていました。

見所は展望台だけと思いきや、彫刻や映像等の展示物も!

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縮小版の「エトワール凱旋門」はなんかカッコイイ!

いよいよ屋上の展望台へ!ガラスで囲まれた所から出てきます。

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 屋上の床は御覧の通り平らではありません。景色を望む一番外側は更に一段高くなっています。車椅子でここまで来れるのかどうかも解りませんが、来れたとしても全く歩けない方には残念ながら不便な場所であると言わざるを得ません。車椅子ごと持ち上げられる様、お付き添いの方が2人いるかもしれません。

この段差も建築家にとっては1つのアートなのかもしれません。

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確かにあの凱旋門の上に立っていると実感出来る気品が感じられます。

エッフェル塔もかなり下の部分まで見えています。

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柵が有って真下を見る事は出来ませんが、360度見渡せる眺望はやはり素晴らしい!

放射線状に広がっている道がよく解ります。

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 写真左の右の筋がシャンゼリゼ通りです。エッフェル塔に比べると高さはかなり低いのですが、より身近にパリを感じる事が出来ます。

 下を見れば結構な高さがありますが、展望台にしてはそれ程高くは無い高さです。日本のように高層ビルを乱立していたらここからの景色は台無しになっていたかもしれません。そう思うとフランス・パリの街づくりはやはり凄いと感じました。

階段周りを囲うガラスも外観を損ねない工夫なのでしょうね。

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 それにしても狭い階段です。閉所恐怖症の方は少したじろぐかもしれません。(屋上と繋がっているガラスで囲われた2カ所の階段は螺旋階段同様一方通行の為、すれ違いによる混雑はありません。)

上りとは反対側の柱の中を通る螺旋階段を下りていきます。

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アンモナイトかオウム貝を思い出すような螺旋階段は本当に魅力溢れる形をしています!

凱旋門の真下に立って見上げると…

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やはり大きな門で迫力を感じます!

細かな部分まで見る為には…

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望遠鏡があった方が良いかもしれません。

大きすぎて全部は入りきりませんでした。

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もう少し広い範囲が撮れるカメラが欲しい…と感じた瞬間です。

戦争で犠牲になった方達の慰霊碑もあります。

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この日は犠牲者を弔う式典が行なわれていました。

エトワール凱旋門下から…

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シャンゼリゼ通りを向いて一枚

そのシャンゼリゼ通りを目指して…

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地下道を通って行きます。(数カ所ある出入り口のシャンゼリゼ通り側へ。)

★エトワール凱旋門をもっともっと楽しみたい方は、近隣ホテルの御宿泊がおススメです!一部の部屋ではありますが、客室・バルコニーからエトワール凱旋門を眺める事が出来る素敵なホテルもあります!


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他にも素敵なホテルは一杯!
地図上で探してみて下さい!


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 コンコルド広場へと続く〝シャンゼリゼ通り〟の西側の起点〝エトワール凱旋門〟その周辺にあるホテルに宿泊すれば凱旋門観光だけでなく、フランスで最も美しい通りと言われる〝シャンゼリゼ通り〟でのショッピングや飲食も気軽に楽しむ事が出来ます。

 エトワール凱旋門やシャンゼリゼ通りの建物が徐々にライトアップされ変化していく夕暮れ以降の素敵な景色を気軽に楽しめるのもこの地域のホテルの特権かと思います。

 特にクリスマスシーズン、〝マルシェ・ド・ノエル〟と呼ばれるクリスマスマーケットでは様々な屋台やアトラクションが並び、マロニエ並木のイルミネーションと相まってより一層この通りの輝きが増します!


 シャンゼリゼ通りから見るエトワール凱旋門等、少し離れた場所からの写真を後半の頁 アイコン パリ散歩(PhotoGallery) に掲載しています。そちらも合わせて御覧下さい。

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