(市内観光ツアーの一部・その2)
★シンガポール・マーライオン公園★
マリーナ湾に流れ込むシンガポール川河口付近に位置し、大小2体のマーライオン像「高さ8.6メートル・重さ70トン」と「高さ2メートル・重さ3トン」が飾られた公園です。マーライオン像はこの公園以外にも、セントーサ島の巨大(37メートル)なものを含め数体が存在しています。
シンガポールの象徴的存在「マーライオン」は1964年にシンガポール政府観光局の依頼により考案されたトレードマークを石像化したものです。頭がライオン胴体が魚という、その姿はシンガポールという国名の由来(※)となった「ライオン」と海上貿易の港として栄えた同国の特徴を表す「海」その海のイメージから魚の身体、その2つを合わせて出来たものです。海のライオン「海=Mer」と「ライオン=Lion」を合わせ「MerLion/マーライオン」と名付けられました。
(※)14世紀、この地を訪れたスリヴィジャヤ(現在のスマトラ)の王子が、ライオンに似た動物を目撃した事から「ライオンの都市」当時の言葉で「Singa/シンガ(=ライオン)+Pura/プーラ(=都市)=SingaPura/シンガプーラ」のちに英語読みで「シンガポール」となったそうです。
☆ 追 記 ☆ 2009年2月28日の夕方、マーライオン像に雷が落ち、頭部や右耳の一部が破損しました。ポンプなど他の損傷はなく、補修時(未定)を除けば、さほど影響なく見る事が出来るようです。
2002年までは、この細く突き出た突堤の先にマーライオン像が建っていたそうです。
ここにあった頃は見る角度が良くなかったせいか、あまりにも殺風景に見え、更にマーライオン像の口から出る水のポンプが故障したままだったりで「世界の3大ガッカリ名所」と呼ばれた時期もあったようです。
まぁ普通じゃありえない不思議な姿形ではありましたが・・・。
手が無いのも不便そうで、何だかムズムズしてしまいます・・・でも手があるのも変な感じが・・・。
どう評価するにせよ、シンガポールを訪れて実物を見ないまま帰るのはもったいない話しです。