★シンガポール動物園★
(Singapore Zoo)
シンガポール動物園(Singapore Zoo)はシンガポールのマンダイ地区、ナイトサファリに隣接する広大な自然保護区内にある動物園です。地元ではマンダイ・ズーと呼ばれる事もあるそうです。
1973年6月23日にオープンしたこの動物園は、東京都にある上野動物園の約2倍にあたる28ヘクタールの広さがあり、315種(その内16%は絶滅危惧種)2530頭もの動物達が暮らしています。
広い園内、基本は歩いて見て周る事になりますが、乗り放題のトラム(4箇所ある停車駅で乗り降り自由・入園料以外に要別料金)をうまく利用する事で、疲れも軽減出来ます。
園内で暮らすそれぞれの動物達がもと居た自然環境に近い状態に再現された展示場作り、そして人と動物達との境界には従来の動物園でよく見かける塀や柵等を出来るだけ無くし、小川や低木・透明強化ガラス等で区切られる「オープン・ズー・システム」を採用している為、視界を妨げられる事がほとんど無く、より自然に近い状態の動物達を観察する事が出来ます。
※掲載している写真は園内に暮らしている動物達の一部です。
スタンプラリーをしているかのように集めた案内板です。
①の写真のシロテテナガザルが見つめる先には、②の別のシロテナガザルが居ました。①のサルはこの後近くにあった葉がいっぱい付いた木の枝(食事)を取って、それを食べ始めたのですが、②のサルがその事に気付くと突然動き出し(③の写真)、①のサルに近づいて、その枝を奪おうとするのです(④の写真)。
①のサルも奪われまいと必死に枝を握っていましたが、結局奪われ抵抗はそこまで。叫んだりして事を荒立てる事無く、ただただ寂しそうな顔をして木にもたれかかっているだけでした・・・。
枝を奪った②のサルは、その葉を食べるのかと思いきや地面に捨てただけ・・・。イジメなのか、ひょっとしたら「食べ過ぎで太るから」というような優しさからなのかは解りませんがサルの世界も大変そうです。